転職エージェントは必要ないたった1つの理由【転職は自力でもできる】
- 転職を考えている若手社員
- 転職エージェントに登録しようと考えている人
- 自力で転職したいけど方法がわからない人
- 転職の失敗談が聞きたい人
転職が当たり前になったからこそ、私のように転職に失敗する人も増えてきていると思います。
今回はそんな転職失敗者の私が、転職エージェントに関する記事を書いていきます。
転職エージェントは必要ない たった1つの理由
結論から言います。
転職エージェントが不要な理由、それは・・・
会社選びに他人の意思が入ってしまうから です。
「本当は違う会社に入りたかったのに」
「こんなんなら転職しない方が良かった」
そう思ってしまう可能性があるんです。
いまいちピンと来ない…。
自分が大切にしたい気持ちを忘れてしまうってことです。
順を追って説明していきますね。
転職エージェントについて
そもそも転職エージェントとは?
転職エージェントが必要ない理由を語る前に、まず「そもそも転職エージェントってなに?」ということから説明していきます。
転職エージェントとは、転職したい人たちに仕事を紹介するサービスのことです。
具体的に言えば、DODAやらリクナビやらマイナビのことです。
転職エージェントには自分の希望を伝えて、それに見合った会社を無料で紹介してもらえます。
さらに転職エージェントで働いているキャリアアドバイザーの人と面談をすることで、転職サイトには載っていない最新、限定の求人情報をゲットできることもあります。
無料で手伝ってくれるなんて、転職エージェントめっちゃいいじゃん!
一見そう思えますが、それが落とし穴です。
確かに転職エージェントは私たちの転職活動を無料で支援してくれます。
しかしそれは、ボランティアで手伝ってくれてるわけじゃありません。
転職エージェントも仕事として手伝ってくれているに過ぎないんです。
転職エージェントの仕組み
転職エージェントは、人材を求めている会社に職を求めている人を就職させることで報酬を得ています。その報酬は就職した人の年俸の一部となっています。
つまり転職エージェントは、自社のサービスを使って私たちに転職してほしいわけです。
転職エージェントで働くキャリアアドバイザーは、言うならばノルマを持った営業マンです。
ここで何が起きるかというと、転職先として紹介される会社に、転職エージェントの意思が入ってしまうということです。
もし担当になったキャリアアドバイザーが月のノルマを達成できていない人なら、とりあえず受かりやすそうな会社を紹介されるかもしれません。
また先ほど話したように転職エージェントが受け取る報酬は就職した人の年俸の一部です。
つまり場合によっては、給料だけを見て会社を紹介される可能性だってあるんです。
もちろん、これはあくまで可能性の話です。
キャリアアドバイザーたちも、みんながみんな自分の利益ばかり考えているわけではありません。
なかには自分のことのように親身になって対応してくれる人もいるでしょう。
ただ、転職エージェントに会社選びを誘導される危険があることを忘れないでください。
転職失敗者の体験談
転職失敗者 こっぷのプロフィール
転職失敗談の前に、私のことを簡単にご説明します。
- 新卒で入社した会社で、3年目のときに組織改編に巻き込まれ異動
- 異動先の仕事が合わず転職を決意
- 転職はしたものの、転職先の会社でミスマッチが発生
- 自分に甘えるなと言い聞かせて働くもうつ病を発症
大まかに言うとこんな感じです。
まぁ自業自得な部分が大きいですね。
とは言え、転職先で内定から入社までの間で組織変更があって、面接で聞いていた仕事とは全く違うことをやっているという背景もあります。
こんな感じで、先のことは何が起きるか分かりません。
転職がゴールじゃないですから。
だからこそ、これから転職をする人には後悔のない転職をしてほしいんです。
そんな思いを込めて、この記事を書いています。
私が転職に対して後悔していることを別の記事でまとめていますので、よかったらこちらも御覧ください。
転職の失敗談 転職エージェント編
現に私は複数の転職エージェントを利用したことがあります。
そのなかには自分のことしか考えていないんだろうなと感じたキャリアアドバイザーもいました。
その人は簡単に求職者を離そうとはしませんし、私の希望も聞いてくれませんでした。
私が「こういう仕事がしたいんですけど」と話しても、「それよりこっちの方が良くないですか?」と理由も話さずに誘導されてしまったんです。
でも自分にやりたいことがあれば誘導なんてされないんじゃないの?
確かに普通の状態ならそうやって冷静に考えることもできます。
でも転職活動中はそういう判断も難しくなるんです。
転職する人の多くは心身ともに不安定な状態にあると思います。
多くの場合、転職は今の職場に不満があるからするものです。
転職活動を始めた時点で、ある程度心が疲れていると言えるでしょう。
仮に今の職場には不満がない人であっても、転職活動を始めれば物理的に忙しくなります。
つまり身体的に疲労が溜まっていくわけです。
私の場合は仕事をしながら転職活動をしていたので本当に疲れました…。
そんな不安定な状態なときに優しく接してくれるのがキャリアアドバイザーです。
それゆえに、必要以上にキャリアアドバイザーを信頼してしまうこともあります。
「あの人が言ってたし、こっちの仕事の方がいいのかな」
「やっぱり給料を最優先で転職した方がいいんじゃないかな」
このように当初自分が転職に求めていた希望を見失ってしまうかもしれません。
そして不安定な状態が続くと、「早く転職活動を終わらせたい」という思いが強くなります。
こんな状態では冷静な判断をするのが難しいです。
いつもなら断れる提案も「そっちの方がいいのかも」と思ってしまいがちです。
現に私も当初の希望を変えてキャリアアドバイザーに勧められた業種に転職しました。
その結果ミスマッチが発生し、うつ病にもなってしまいました。
もちろん、キャリアアドバイザーの提案が正しいときだってあるでしょう。
ただ、何度も言いますがその提案は善意による提案とは限らないんです。
提案されたことを一旦落ち着いて冷静に考えることを心がけてください。
じゃあ転職エージェントは使わない方がいいのかな…?
私は必要ないと言っているだけで、使うなとは言っていません。
むしろ試しに1回くらいは転職エージェントを利用してみるのもいいと思います。
転職エージェントに頼らない!転職を自力でする方法
でも転職エージェントなしでどうやって転職活動を進めればいいの?
自力で転職活動を進めていくことになります。
絶賛自力での転職活動中の私がそのやり方をご提案します。
私の考える自力での転職方法は以下の通りです。
自力の転職方法① どんな会社で働きたいか考える
自分がどんな会社で働きたいかを考えましょう。
要するに自分がどうして転職したいかを整理してハッキリさせるんです。
詳しい方法は下の記事のなかで紹介しているので、気になる方はご覧ください。
自力の転職方法② インターネットネットで検索
どういう会社で働きたいかが決まったら、ネットで検索しましょう。
例えば「社会貢献 会社」とかで検索すれば出てきます。
ただこの方法をとるには、ステップ1の「どんな会社で働きたいか考える」の答えを明確に持っている必要があります。
ここがぼんやりしていたら、自力で会社を探すのはかえって非効率です。
そんな人こそ転職サイトや転職エージェントをお試しで1社利用してみましょう。
まずは1社で十分です。
理由はたくさん登録したところでただ忙しくなるだけだからです。
現に私は4社の転職エージェントを一度に利用していましたが、対応しきれませんでした。
でも転職エージェントは必要ないって…
ときには部分的に利用していきましょう。
無料ですしね。
”勤務地”や”給料”の優先度が高い人にとっては、転職サイトの力を借りていろんな会社を見る方がいいと思います。
自力の転職方法③ 企業のホームページから直接エントリー
働いてみたい会社を見つけたら、その会社のホームページから直接エントリーします。
多くの会社が採用のページを設けているので、そこからキャリア採用のページを見れば、エントリーが可能です。
ちなみに、ステップ2で転職サイトや転職エージェントを利用した人でも、エントリーは会社のホームページから直接することがだってできます。
もし転職エージェントの人に対して、「この人とは性格が合わないなぁ」と思っているのであれば、実際のエントリーからは自力で行うのも一つだと思います。
転職エージェントは必要ない! まとめ
転職エージェントは必要ないというのが私の持論です。
その理由は転職に他人の意思が入ってしまうからです。
ただ転職に求めていることがまだハッキリしていない人の場合は転職エージェントを利用するのもいいでしょう。
その時に注意してほしいのが、以下のことです。
- 利用する転職エージェントは1社だけ
- 転職エージェントもあくまで仕事として会社を紹介してくれていることを理解する
- 紹介された会社を一度冷静に考え直すようにする
くれぐれも私のように転職に失敗しないようにお気を付けください。
最後までお読みいただきありがとうございました。