こぷろぐ

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ミスチル/Prelude オススメ歌詞と歌詞の意味を考察

この記事はこんな人に読んでほしい

・夢に破れてしまった人

・何かに挑戦したいけど勇気が出ない人

・今の自分に満足していない人

・再び前を向いて歩きたい人

・元気なしなし度が”さなぎ”、”ちょう”の人

ミスチル/Prelude 評価

泣ける   :[star rating="4"]
アガる   :[star rating="4"]
落ち着く  :[star rating="3"]
背中押される:[star rating="3"]

聴いてほしい人:さなぎ、ちょう

さぁ今回も私が大好きなミスチルです。
ファンクラブに入って10年以上、ライブも毎回参加しているくらい、ミスチルを愛しています。

今回は『Prelude』のオススメ歌詞をご紹介します。

ミスチルの曲は無理に励ますようなものではなく、人の心に優しく寄り添ってくれるものだと、私は思っています。だから無理せず、気が向いた時にでも聴いてみてください。

 

トラさん
トラさん

説明の前に聴いてほしい人の”さなぎ”とか”ちょう”ってなんの話?

こっぷ
こっぷ

どのくらい元気がないのかの度合いです。
詳しくは『ブログの詳細』をご覧ください!

 

ブログの詳細はこちら

 

ミスチル/Prelude 概要

Mr.Children
1992年メジャーデビューの日本を代表する4人組ロックバンド
曲作りはヴォーカルの桜井さんが担当。
Vo & Gt : 桜井和寿
         Gt:田原健一
         Ba:中川敬輔
         Dr:鈴木英哉

<Prelude>
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
・2010年発売16作目のアルバムSENSEの中の一曲
・Preludeの意味は前奏曲
・なのに曲順はアルバムの最後から2番目

ミスチル/Prelude オススメ歌詞紹介

Preludeオススメ歌詞① 自分との葛藤

葛藤

いろんなことが思い通りにいかなくて、どんどん自分を嫌いになってしまう。
そんなこともあると思います。

そんな自分との葛藤を、Preludeは理解してくれます。

例えば、ここ。

Hey you 日が暮れる
今日はどんな一日だった?
全部が思い通りにいくはずないって
知ってて聞いてんだ

出典:Prelude/Mr.Children

冒頭、聴き手に語りかけるような歌詞で始まります。
まるで悩んでる自分の話を聞いてくれるかのような安心感です。

 

首を縦に振る
ただそれだけで昨日が過ぎてしまった
そんな自分を嫌いにならない為の言い訳を
自分に繰り返しやり過ごしているのなら

出典:Prelude/Mr.Children

胸に刺さり過ぎます〜(/ _ ; )
また一歩が踏み出せないまま今日が終わってしまったなぁ、というのが私の日常です。

同じような経験がある人は共感できるかもしれませんね。

 

その昔は英雄になれると勘違いしてた
テーブルでスタンバってたって何も運ばれちゃこないのに

出典:Prelude/Mr.Children

これも痛いくらい身に覚えがあります。
現実をは受け入れられないけど、自ら席を立とうとはしない・・・。

ミスチル、どこで私のこと見てるの?と言いたくなります。笑

 

Preludeオススメ歌詞② まずは前を向こう

涙

現実に葛藤しながら、ちょっとずつでも良い方向に変わっていきたいですよね。
Preludeは夢に挑んだ/挑もうとしたけれど上手くいかなかった人が再び前を向くための応援歌だと私は思っています。

例えば、ここ。

七色の光を放ってた夢がしぼんじゃったとしても顔を上げな

出典:Prelude/Mr.Children

夢に敗れて下を向いている人たちへのメッセージって感じがしませんか?

現に私には夢がしぼんだ経験があります。
当時すっごく入りたい会社があったのですが、入社できず、悲しみに浸りながら生きていました。

そんなときにライブでPreludeを聴いて、「また前を向こうかな」って思えたんです。

 

探し物は見つかったの?
それともニセモノをつかまされて泣き寝入りかい?

出典:Prelude/Mr.Children

直接的ではないものの、現実が上手くいっていない感じが想像できますね。
どうせ自分には現実なんて変えられない、と妥協しそうになっている人に刺さるかもしれません。

もちろん、それを妥協ととるか選択ととるかは、その人の気持ち次第です。
現実を受け入れる=妥協では決してないと、私は思います。

 

また、こんな歌詞もあります。

信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない
だけど信じてなければ成し得ないことが
きっと何処かで僕らの訪れを待っている

出典:Prelude/Mr.Children

個人的にはこのような現実を突きつける歌詞が好きなんです。

信じた夢に向かって頑張ろうよとただただ正論を言われたところで、「そんなん分かっとるわい」としか私は思えません。

ですがPreludeは信じていても夢は叶わないこともあるという現実を突きつけています。
そうすることで、人生の綺麗事だけじゃないリアリティをに気づかせてくれます。だからこそ、この人の言っていることなら信じてみようかなと思えるわけです。

そしてそのうえで語られる「夢をもつことの大切さ」。この構成がたまらないですね。

Preludeオススメ歌詞③ 再挑戦の恐怖

立ち上がる

歌詞の通り、顔を上げたとしても、それだけじゃ何も変わらないですよね。
行動しないといけないわけです。

行動と言っても、きっといろんな選択肢があります。
その中の一つが、もう一度夢に挑戦することです。

けど、それってめちゃくちゃ怖いじゃないですか。
だって一度、一歩を踏み出してダメだったんですよ。
それなのに、更にもう一歩を踏み出すのってかなり勇気がいりますもん。

きっと心では夢に挑みたいと思っているけど実際には挑めてないって人も大勢いると思います。
そうやって動きたくても動けずにいる人たちの背中を押してくれる歌詞が、Preludeには満載です!

例えば、ここ。

胸の高鳴りにその身をゆだねよう
燻りをわだかまりを捨てに行こう
深く考えないことが切符代わりだ

出典:Prelude/Mr.Children

考えるのは大切なこと。
でもいくら考えたって、未来のことは分からない。
だから、ときには勢いで踏み出すことも大切なんじゃないかなと勇気が湧いてきます。

 

悩んでたことなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 荷物なんて
何も持たないで飛び乗れ

出典:Prelude/Mr.Children

まずはやってみようかなと思える素晴らしい歌詞ですよね!
二の足を踏んでる人に、もう一度挑戦できる勇気をくれます。

こっぷ
こっぷ

ちなみに私はこの歌詞が胸に刺さりすぎて、ライブで涙腺が決壊しました。笑

 

良識やモラルなんて 今はとりあえず棚の上へ
要らないぜ 客観視なんて
息絶えるまで止まらないで!

出典:Prelude/Mr.Children

挑戦しようとしても、常識や世間体がチラついて一歩を踏み出せない。
客観視をするあまり、「やっぱり自分にはできないかも」と自信を持てない。

そんなモノは一旦忘れましょう!
走り出しちゃいましょう!

そんな勇気が湧いてくるフレーズです。

 

ミスチル/Prelude 歌詞の意味を考察

私はミスチルが大好きです。
なので少しだけ私の妄想を語らせてください(*´ー`*)

そこまでガチな話はいいやって人はこの章はとばして、『まとめ』をご覧ください。

Preludeの歌詞考察① タイトルの意味

冒頭にも書きましたが、Preludeの意味は前奏曲です。
しかし、アルバムの中での曲順は12曲中で11番目です。
これには何か意味があるような気がしてなりません。

私の解釈としては、終わりは始まりというメッセージが込められているんじゃないかと思っています。

こっぷ
こっぷ

Starting Overを連想しますね。

ここまでご紹介した通り、私の中でPreludeは心折れた人がもう一度前を向くための応援歌です。
つまり、これまで考え込んで動けなかった自分に終わりを告げて、新たな自分の出発を祝う曲なんです。

”新たな自分の出発”ということを考慮すると、アルバムの1曲目じゃないのも納得できます。

 

トラさん
トラさん

でもそのニュアンスなら、曲順はアルバムの最後になるんじゃない?

こっぷ
こっぷ

確かにそうも思えますね。ですが最後から2曲目ということが重要なんです。

私の解釈としては、Preludeはあくまで"前"奏曲なんです。

曲の中では、挑戦することを”列車に乗る”ことに喩えています。Preludeを聴いて、切符を買って列車に乗る勇気は湧いた人もいるかもしれません。

でも人生は列車に乗って終わりではありません。むしろその先こそが人生の本編です。

つまり、Preludeは人生の再出発の0番目の曲というわけです。
だから曲順はアルバムの最後から2番目なんじゃないでしょうか。

更に言えば、このアルバム『SENSE』の1曲目は『I』という自分に嫌気がさしたようなダークな曲から始まります。この『I』こそが、心の折れた"私"なんじゃないでしょうか。

そんな自分に決別をつける幕開けの曲こそがPreludeなんだと、私は考えています。

 

Preludeの歌詞考察② これまでの曲を連想させる歌詞がたくさん

ファンの間では有名ですが、Preludeにはミスチルのこれまでの曲を連想させるフレーズが多く登場します。ゆえに当時 Preludeが出たときは、「ミスチル解散するんじゃないか!?」という話も出たりしました。

でも実際は違いました。彼らは2020年現在でも第一線でバリバリ活躍しています。

じゃあ昔の曲だなんだと騒いでたのはファンの妄想だったのでしょうか?

私は違うと思います。
ボーカルで作詞作曲を担当している桜井さんは、意識してこの歌詞にしていると思います。

これこそファンである私の妄想ですが、ミスチルはこれまでの音楽人生に一区切りをつけたかったんじゃないでしょうか。今まで作ってきた曲と向き合って、そのうえで、また挑戦していこう、走り出そうと考えていたんじゃないでしょうか。

Preludeが収録されたアルバム『SENSE』の次にリリースされたアルバムは、ベストアルバムのmicroとmacroです。時期的に見ても、ミスチルがこれまでの活動を振り返っていてもおかしくありません。

だからPreludeは、私たちにとってだけでなく、ミスチルにとっても前奏曲だったんじゃないかなと私は思っています。

 

ミスチル/Prelude オススメ歌詞と歌詞の意味を考察まとめ

というわけで、ミスチルのPreludeは心の折れた人が再び前を向くための応援歌です。
Preludeが収録されているアルバムやライブDVDの商品リンクも載せておくので、気になる方は是非。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。