転職活動の賢い進め方3つ【20代】【転職失敗者だからこそ分かる】
この記事はこんな人に読んでほしい
この記事はこんな人に読んで欲しい
・転職を決意した人
・いつか転職しようと考えている20代社員
・転職はしたいけどやり方が分からない人
・転職の失敗談を聞きたい人
決めた!おれ、転職するよ!
いいね!もう転職活動は始めてるの?
それが何から始めていいか分からなくて…
なら一度転職に失敗したことのある私だからこそ分かる、転職活動の進め方を教えましょう!
転職失敗者こっぷのプロフィール
本題である転職活動の上手な進め方の前に、私のことを簡単にご説明します。
- 新卒で入社した会社で、3年目のときに組織改編に巻き込まれ異動
- 異動先の仕事が合わず転職を決意
- 転職はしたものの、転職先の会社でミスマッチが発生
- 自分に甘えるなと言い聞かせて働くもうつ病を発症
大まかに言うとこんな感じです。
まぁ自業自得な部分が大きいですね。
とは言え、転職先で内定から入社までの間で組織変更があって、面接で聞いていた仕事とは全く違うことをやっているという背景もあります。
こんな感じで、先のことは何が起きるか分かりません。
転職がゴールじゃないですから。
だからこそ、これから転職をする人には後悔のない転職をしてほしいんです。
そんな思いを込めて、この記事を書いています。
転職活動の上手な進め方
転職活動は大きく3つのステップに分けられます。
- 転職の軸を決める【最重要】
- 会社を探す
- 一社集中型でエントリー
なかでも最初のステップである「転職の軸を決める」が最も大切です。
このスタートをうまく切れさえすれば、良い波に乗って転職活動を進めることができます。
ということで、ステップ①の転職の軸を決めるについて特に深く説明していきます。
転職活動のステップ① 転職の軸を決める
転職すると言っても、その理由は人それぞれです。
そして大なり小なり複数の理由があると思います。
転職活動の軸を決めるとは、転職に求めることに優先順位をつけるということです。
試しに転職に求めることの一例を挙げてみます。
- 勤務地
- 給料
- 仕事内容
- ワークライフバランス
- 福利厚生
- 安定性
- キャリアパス
パッと思いつくのはこんな感じですかね。
でももっとたくさんあるはずです。
転職に求めるのは人の数だけありますからね。
で、これらの転職に求めることに優先順位をつけていきます。
個人的には上から3つまで決めてほしいと思います。
例えばこんな感じです。
転職における優先順位① A子さんの場合
親の介護もあるし地元に戻らないと
A子さんの場合は、転職としてはシンプルです。
優先順位をつけたらこんな感じになると思います。
- 勤務地
- ワークライフバランス
- 福利厚生
まず、地元に戻ろうとしていることから、優先順位の一番目は”勤務地”になりますね。
そてんしょして、親の介護をするには時間も必要になります。
なので残業の多い会社は避けた方が良いでしょう。
ということで二番目に優先すべきは”ワークライフバランス”になると思います。
最後は人それぞれになるかと思いますが、私は”福利厚生”をあげました。
介護ということは、どうしても休まなくてはいけない場面も出てくると思います。
そんなときにちゃんと制度が整っている会社の方がいいはずなので。
もちろん、介護にはお金が必要でしょうし、三番目に給料をあげても良いと思います。
転職における優先順位② B太さんの場合
英語を使った仕事で、いずれは海外で働きたい
B太さんの転職における優先順位は、こんな感じですかね。
- 仕事内容
- キャリアパス
- ?
「英語を使いたい」という思いが強いのなら、優先順位の一番目は”仕事内容”ですね。
そのうえで海外で働きたいのであれば、同じ転職者でかつ海外で働いている社員のいる会社がいいですよね。
ということで、優先順位の二番目は”キャリアパス”です。
で、B太さんの場合はこれ以上何を望んでいるかが分からなかったので、三番目は書きませんでした。
英語を使いたいという思いが非常に強くて、他のことには多少目を瞑れるのなら、これでも大丈夫です。
ただ、「英語を使ってどんな仕事をしたいのか」まで考えておいた方がいいでしょうね。
そこが曖昧なままでは、転職後にミスマッチが起きるかもしれません。
転職における優先順位③ C也さんの場合
もっとやりがいのある仕事がしたい
- ?
- ?
- ?
C也さんの転職における優先順位は、これだけじゃ判断できません。
一見、仕事内容が優先順位の一番目にくるかと思いますが、そうとは限りません。
なぜなら、C也さんがどんなことにやりがいを感じるかが分からないからです。
納得のいく仕事内容だって、高い給料だって立派なやりがいです。
もしC也さんがこのまま転職活動を始めたとしても、きっと悩むことが多いと思います。
どの会社を受ければいいんだろう。
内定もらったけどここでいいのかな。
もしかしたら今の会社の方が良いんじゃないか。
これだけ悩んでしまうと勢いで決断をすることになり、非常に危険です。
というわけで、C也さんの場合はもっと深掘りが必要ですね。
転職における優先順位 まとめ
3人の事例をもとにお伝えしてきましたが、大切なことをまとめるとこんな感じです。
- 転職に求めることに優先順位をつけよう
- 上から順番に3つまではつけてほしい
- 少なくとも最優先すべきことは決めよう
- 優先順位の設定が甘いと選択がブレる
転職の軸を決めるという最初のステップが一番重要です。
早く実際に会社を探したいと焦る気持ちは分かります。
でも、このステップがしっかり定まらないと、遠回りしたり決断がブレたりします。
このステップにじっくり取り組むことが、最短距離で転職を進めることにつながります。
転職活動のステップ② 会社を探す
最も大切なステップ1が終わったので、ここからはさらっといきます。
転職の軸が決まったら、実際に会社を探しましょう。
自分の求めていることが実現できる会社を探すんです。
探し方は大きく分けると2つあります。
個人で探すパターンと転職エージェントを利用するパターンです。
私としては、入りたい会社がある人は個人で、まだぼんやりしている人は転職エージェントを利用するのが良いかと思います。
ただ、どちらにもメリット/デメリットがあります。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、読んでみてください。
転職活動のステップ③ 一社集中型でエントリー
興味のある会社を見つけたら、実際にエントリーしましょう。
ここで気をつけてほしいことは多数の会社に一気にエントリーしないことです。
個人的には一社ずつエントリーすべきだと思っています。
理由は大きく分けて3つです。
- 日程調整が大変
- 最後には一社しか選べない
- 今の会社にとどまることも考えてほしい
まずは日程調整の大変さです。
新卒のときとは違って、転職をする人の多くは、転職活動と会社での業務を並行してこなします。
つまり、時間の管理が大変なわけです。
そんななかで、多数の会社に応募したとしても、きっと対応しきれません。
面接のときには仕事を休む必要だってあります。
二次三次と面接が続いていくことも少なくありません。
それだけ大変な思いをしても、最終的に選べるのは一社だけです。
なので、風呂敷を広げる範囲は再びたためるところまでにとどめておきましょう。
そして最後の最後に、もう一度、今の会社と比較してほしいんです。
転職は新卒の就活とは違って、必ずしもしなくてはいけないものではありません。
(もちろん新卒の就活も必ずしなきゃいけないものではありませんが)
なので、納得がいかなければ今の会社に残ったっていいんです。
そこから再び転職活動を始めるも良し。
一旦転職活動はやめて、また機会を待つも良し。
どちらも立派な選択です。
しかし、もし複数の会社から内定をもらっていたら、最後の最後に悩む選択肢が増えてしまいます。
これは決断がブレる一因になりかねません。
以上のことから、一社ずつエントリーしていった方がいいと私は思います。
転職活動の賢い進め方 まとめ
転職活動を進める際には、この3つのステップを意識してください。
- 転職の軸を決める【最重要】
- 会社を探す
- 一社集中型でエントリー
私みたいに後悔する転職にしないでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!