俺ガイル アニメ 比企谷八幡や雪ノ下雪乃の独特な名言【感想】
・ひねくれている人
・冴えない男子学生
・自己嫌悪の強い人
・元気なしなし度が"たまご","けむし"の人
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』こと通称、俺ガイル。
2020年4月から、待望の完結編である3期がアニメで放送されます。
今回は春からのアニメ放送を前に、1期、2期から比企谷八幡、雪ノ下雪乃の名言をご紹介します。
俺ガイル アニメ 評価
泣ける :[star rating="1"]
笑える :[star rating="3"]
前向きになる:[star rating="2"]
背中押される:[star rating="2"]
観てほしい人:たまご、けむし
泣けるとか笑えるとかそういう作品ではないですね。一番近いのは”共感できる”って感情じゃないでしょうか。
私みたいにひねくれたタイプな人間は考え方に共感できたり、おもしろいと思えるはずです。
その理由は何と言っても個性の強いキャラクターたちの存在です。
特に主人公の比企谷八幡とヒロインの一人である雪ノ下雪乃の考え方はぶっちぎりでひねくれています。
今回はそんな二人の名言をご紹介していきます。
紹介の前に観てほしい人のたまごとかってなんの話?
どれだけ元気がないかの度合いです。
詳しくはブログの詳細をご覧ください。
俺ガイルとは?
俺ガイルを一言で表すと、ぼっちこじらせ物語です。
突き抜けたぼっちから見る独特な世界観はクセになります。
俺ガイルの原作
作品名:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
著 者:渡 航
イラスト:ぽんかん
俺ガイルの原作はラノベです。
2011年から2019年にかけて本編14巻+外伝3巻で完結しています。
俺ガイル アニメ ついに3期が始まる
そして待望の第3期です。
実に5年ぶりですからね、いや〜長かった…。
調べてみると1期から3期まで全部が春アニメです。
春アニメにはわりと強い目玉作品が並ぶことが多いので、俺ガイルも毎回期待されていることがわかりますね。
俺ガイル キャラクターたちの性格
比企谷八幡(ひっきー)の性格
#比企谷 八幡祭り pic.twitter.com/dTeJVRDB3U
— またどこかで! (@GreedNmt) May 10, 2015
俺ガイルの主人公。ぼっち界のエリートです。
ぼっち経験のある人なら八幡の考えに共感できるはずです。(ここまで極端に思っていた人は少ないかもですが)
雪ノ下雪乃(ゆきのん)の性格
BS日テレで毎週水曜24:30~、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」再放送中!本日は第2話「彼と彼女の告白は誰にも届かない。」第3話「静かに、雪ノ下雪乃は決意する。」です!心えぐられる第2話。そしていろはす登場の3話です。心はもうジェットコースター!ぜひお楽しみに!#俺ガイル pic.twitter.com/haxi4sm2Xy
— やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (@anime_oregairu) February 19, 2020
美人な見た目に加えて人に気を使わない正直もとい毒舌な性格から、友達と呼べる人はいません。
ひっきーもゆきのんも呼んでるのは由比ヶ浜だけですね…。
俺ガイル アニメの名言
比企谷八幡(ひっきー)の名言
突き抜けたまでに卑屈な性格の持ち主、比企谷八幡。
そんな彼の名言?迷言?をご紹介します。
「仮に失敗することが青春の証であるならば、友達作りに失敗した人間もまた青春のど真ん中でなければおかしいではないか」
言われてみると「確かに…」と妙に納得してしまう。
八幡の言葉には不思議な説得力がありますね。
「変わるっていうのも現状からの逃げだろ。どうして今の自分や過去の自分を肯定してやれねぇんだよ」
ものすごいひねくれた見方ですが、これも納得できる部分はあります。
そう考えると、どの選択肢もある意味では”逃げ”になるのかもしれません。
逆に言えば、この考えでは逃げないなんて選択肢はないはずです。
「逃げちゃダメだ」なんてよく言いますが、どれを選んでも逃げなんです。そう思うとよりフラットな目線で選択肢を見ることができるはずです。
「なぜ自分の感じている楽しさを、自分の正しさを、己一人で証明できないのか」
偉人の名言と言われたら気づかないような説得力がありますね。
ぼっちも突き詰めるとこのような高みに至れるのでしょうか。
ただ言っていることはごもっともで、自分の信じたものは誰がなんと言おうと関係ないはずです。
一人で証明してやればいいんです。
「大概とかその他大勢の中ですら一人になれる逸材だぞ、俺は」
ぼっちなのかオンリーワンなのか。
ただ、それだけ光るものがあるともとれます。
八幡の言葉を聞くと、孤独であることを肯定してくれるような気がします。
「逃げちゃダメなんて教師の考え方でしかない。いつも自分が悪いなんてことはない。社会が、世の中が、周囲が、誰かが間違っていることだってたくさんある」
世の中、理不尽なことばっかりですからね。全部自分のせいだなんて思っていたら潰れてしまいます。
かと言って、学校ではそんな社会のリアルは教えてくれません。ゆえに”逃げちゃダメ”のような考え方が浸透しがちです。
でもどんなときも逃げちゃダメなんて、そんなことはありません。
逃げるべきときも、人生にはあります。逃げちゃいましょう。
「女子の言う”いい人”とは100%”どうでもいい人”のことである」
極端かもしれませんが、男子からすると妙に納得できてしまいます。
「具体的に褒める部分はないんだ…」って思っちゃいますもん。
「例えばもしゲームのように一つ前のセーブデータに戻って選択肢を選び直せたとしたら人生は変わるだろうか。答えは否である」
きっとその通りなんでしょうね。だからこそ精一杯今を生きなくてはと思います。
「『人という字は人と人とが支え合って。』とか言ってますけど、片方寄りかかってんじゃないすか?誰か犠牲になる事を容認してるのが、『人』って概念だと思うんですよね」
いつもの八幡節全開ですね。
同じ”人”という字を話しているのに、『宇宙兄弟』とはえらい違いです。
「俺は本物がほしい」
普段、感情を表に出さない八幡が珍しく感情的になっていたのが印象的です。
2期のなかではこの言葉のある8話がいちばん好きです。
またこの言葉の前に語られる「俺は知りたいのだ」のくだりもものすごく感動します。
雪ノ下雪乃(ゆきのん)の名言
雪ノ下からは攻撃的だけれどどこか的を得ている言葉や、捉え方によっては良いものになる言葉を紹介します。
「人は皆完璧ではないから。弱くて醜くてすぐに嫉妬し蹴落とそうとする。不思議なことに優秀な人間ほど生きづらいのよ。そんなのおかしいじゃない。だから変えるのよ、人ごとこの世界を」
理不尽な世の中、マジメな人ほど苦しむこともありますよね。
そのことに悲観するだけの人はたくさんいるでしょうが、「だから世界を変える」というのがいかにも雪ノ下らしいです。
「最低限の努力もしない人間には才能がある人を羨む資格はないわ。成功できない人間は、成功者の積み上げた努力を想像できないから成功できないのよ」
なるほどーと納得してしまいました。
私自身、よく人のことをうらやましく思ってしまいがちですが、それだけじゃダメなんですね。
みんな目に見えない努力を積み上げたうえで成功してるんですもんね。見習いたいです。
「話す?あなた、あれが会話のつもりだったの?一方的に意見を押し付けているようにしか見えなかったけど」
雪ノ下らしいなぁと思う言い回しです。
一見遠回しに見えて、おもいっきりぶん殴るような言葉って感じます。
「空気を吸って吐くだけしかできないなら、そこらのエアコンの方がよっぽど優秀よ」
毒舌なんて言葉じゃ収まりきらないですね。
実際にこんなこと言われたらムカつくよりも、言い回しに感動してしまいそうです。
「終わったのならまた始めればいいじゃない」
たまにすごく良いこと言うからビックリです。
終わりは始まりですからね。また始めましょう。
元気なしなしの状態では難しいかもしれません。そんな時はとりあえずアニメ見て、元気が出る言葉をたくさん聞いて、ゆっくり回復していきましょ。
「あなたを見ていると無理して変わろうとするのが馬鹿らしいことに思えてくるわ」
最初は変わろうとしないことに否定派のゆきのんでしたが、八幡の突き抜けたひねくれに影響されてしまったのでしょうか。笑
変わること=良いこととは限りませんからね。
無理して変わる必要もないのかもしれません。
「別にもう無理する必要ないじゃない。それで壊れてしまうのなら、それまでのものでしかない」
捉え方次第で印象が変わる言葉ですね。
冷たく突き放されているようにも思えますが、「私たちはそんな簡単に壊れるものじゃないでしょ」と受け取ることもできます。
「私は近しい人が理解しているなら、それだけで構わないから」
まさにその通り。だけど現実では忘れがちですよね。
話が進むにつれて雪ノ下の言葉が丸くなっていく印象を受けます。
俺ガイル アニメの名言 まとめ
俺ガイルの名言は…
- 八幡からは一風変わった妙に説得力のある考え方を学べる
- 雪ノ下からは攻撃的に見えて優しさが含まれた考え方を学べる
- 2人ともたまーにすごくいいことを言う
3期でもたくさんの名言?迷言?を聞けるのが楽しみですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。